冬休みに遊びたい2015年に発売された据え置き型ゲーム10選 Part1

読者のみなさま、あけましておめでとうございます!
いきなりですが、2015年はテレビにつなぐタイプのゲーム、いわゆる据え置き型ゲーム復権の年だったと思うんですよね。
「最近は携帯ゲームの性能あがってきたし、スマホもあるしで、もう据え置き型ゲームとかいらなくね? わざわざテレビの前に座ってゲームすんのもうダルくね?」
という空気も一時期あったと思うのですが、据え置き機でなければ体験できない素晴らしいゲームが昨年はたくさん発売されました。
ということで、今回は据え置きゲーム機、およびパソコンでプレイできる2015年発売のゲームをオススメしていきます!
スプラトゥーン

WiiU
2015年5月28日発売
2015年のゲームシーンはスプラトゥーンなしでは語れない! 据え置き機の救世主。いや、救世イカ!?
やったことのない人用に説明しますと、この可愛らしいキャラクターは実はイカ人間なんです。銃で撃ちあっているのは弾丸ではなくインク、つまりイカの墨なんですね。
基本は4vs4のオンライン対戦。
殺伐とした雰囲気になりがちの対戦ゲームですが、このゲームはそういった空気をできるだけ除外するようなつくりになっているのが素晴らしい。
たぶんスプラトゥーンは、お母さんの前でやっても大丈夫なんですよね。
海外の銃ゲーによくある「超リアルなグラフィックで戦場を再現!」みたいなやつだと、
「そんなゲームやってると頭おかしくなる! いいから冬休みの宿題しろー!」
と騒がれてゲームやってる場合じゃなくなるんだけど、スプラトゥーンは殺伐さがなくて、グラフィックや音楽もキャッチーだし、見てるだけでもルールがなんとなくわかる。
むしろ、お母さんも「ちょっとかしてみなさいよ」とやってみたくなるゲーム。実際、「○○のママ」みたいなプレイヤーネームをよく見かけたりしますw
ドラゴンクエスト ヒーローズ

PlayStation 4 / PlayStation 3
2015年2月26日発売
国民的RPG『ドラゴンクエスト』がアクションゲームになった!
基本的な操作は三国、戦国無双シリーズをやっていれば自然と入っていけますね。やったことのない人も、ドラクエならではの親切導入で最低限の操作はすぐに覚えられます。
おなじみのスライムやガイコツ剣士、「さまようよろい」などが群れをなして迫ってくる様子はドラクエファンにはたまらない! サイクロプスやトロルなどの巨大な敵は本当に大きくて驚きますよ。
アリーナやビアンカなどシリーズの人気キャラを自由に動かして、これらのモンスターをバシバシ倒していくのは単純に楽しいです。
一方、俺みたいに無双シリーズをずっとプレイしてきた人には、ちと「ヌルい」と感じるところもありますが、そのヌルさもまたドラクエらしさなのかなと。
あんまりぎちぎちの高難易度プレイを求められるドラクエってなんかちがうもんね。誰でも気楽に遊べる、楽しめるのがドラゴンクエストであり、アクションゲームになってもそれは変わらないのです。
ローグレガシー

PlayStation 4 / PlayStation 3 / Xbox One / PC
2015年中に順次配信
ローグ系横スクロールアクションゲーム。
ローグ系とは日本でいうところの『不思議のダンジョン』系ですね。入るたびにランダムに構造が変わる城の中を、ジャンプと剣と魔法で進みステージのボス敵を倒す、というわかりやすい内容。
面白いのは、プレイヤーキャラもゲームオーバーの度にどんどん新しく変わっていくところ。キャラクターまでランダムのローグ系はちと珍しい。
接近戦が得意な戦士系からテクニカルな魔法使い系、上級職の忍者までさまざまなキャラクターが登場。これに体質や性格のちがいまで加わってきます。
たとえば「きれい好き」だと花瓶やイスを壊すだけでMPが回復してお得になり、「近眼」だと本当に画面の端の方がぼやけて操作しづらくなったりする。
「ハゲ」「口汚い」「同性好き」といったエッジの効きすぎた特性もあり、しかもこれらはゲーム的にはなんの関係もない! というインディーズらしい遊び心がユニーク。やりすぎ一歩手前な感じですがw
定価でも1500円前後とお値打ち価格で、現在セール中のスチームでは、パソコン版がたった222円でダウンロードできます(ただしスチームでは英語版のみ)。
ロケットリーグ

PlayStation 4 / Xbox One / PC
2015年中に順次配信
続いて、こちらもインディーズゲーム。
内容はしごく単純。「ラジコンでサッカーしようぜ!」ですべての説明がついてしまうシンプルさ。
基本は3vs3のオンライン対戦。
ランダムでチームを組み、ラジコンを操作して巨大なサッカーボールを相手ゴールに放り込む。ただそれだけのわかりやすさが受けて、海外のゲーム動画配信サイトTwitchでは大人気とのこと。
ラジコンは普通に走る以外にジャンプや飛び込み、ブーストをかけての高速走行が可能で、ジャンプしてのブーストかけーのだと短時間ながら空を飛ぶことさえできます。
とはいえ、ラジコンはラジコン。
うまく動かせなくて、自チームのゴールにボールを放り込んでしまうこともしばしば……その「ままならなさ」がこのゲームの楽しさであり、だからこそ思い通りにゴールを決められたときは格別の気持ちよさがあるんですね。
メタルギアソリッドV THE PHANTOM PAIN

PlayStation 3 / PlayStation 4 / Xbox One / Xbox 360 / PC
2015年9月2日発売
歴史あるメタルギアシリーズの中でも、最新作のVはまず最高傑作といっていいでしょう。
もし完成していれば傑作をこえた大傑作になっていたかも……完成していれば。
そう、このゲームは作りかけなんです。
本来の半分ぐらいのストーリーしか収録されていないんじゃないかな。ストーリー中盤ですべてをぶん投げて、最後になんの脈絡もなくオチだけ見せてハイおしまい、といった感じ。
完全に未完成品です。
現在、アマゾンレビューでは最低評価の☆ひとつがいちばん多いという惨状で、まあ、後味の悪さに低評価をつけたくなる気持ちもわからんでもない。
しかし、それでもなおメタルギアソリッドVは傑作なんですね。
高水準のグラフィック、洗練された操作体系、こだわりのユーザーインターフェイスなど、「俺たちで最高のゲームをつくってやるぜ!」という開発陣の熱意はすさまじいものがある。
あまりに熱心すぎて「いつまでも完成しないゲーム」になってしまい、結果、納期が迫って中途半端な形で発売してしまったのか……まあ、そのへんは想像の域を出ませんけど。
ストーリー以外の部分も妥協の影が見え隠れしていて、決して万全のゲームというわけじゃありませんが、俺的には「ここまでやってくれたら充分じゃないの。やっぱメタルギアは最高ー!」という評価ですね。
ただし、これまでのシリーズ総決算的な面もあるので、メタルギアにまったく触れてこなかった人にはついていけない部分も。メタルギアに興味があるひとは、まずプレステ3のメタルギア3からプレイしてみるのがオススメです。
長くなってきたので、6選からはPart2にて!
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