東京電力 わたしたちの仕事

朝日新聞デジタル:「みんなでがれき処理」 国、異例の広報キャンペーン - 社会
「みんなの力でがれき処理」――。東日本大震災発生から間もなく1年、宮城、岩手の被災がれきを他の都道府県で受け入れる広域処理への理解を求める異例の広報キャンペーンを、環境省が展開中だ。
「みんなで」って言うんじゃねえ!
がれき処理はみんなの仕事ではない! 東京電力が、自発的に、無報酬で、義務として行うべき仕事なんだよ! がれき受け入れでどうこう言ってるニュースを見るとホント腹が立つ。受け入れる受け入れないの問題じゃねえだろ。にもかかわらず環境省までこんなキャンペーンをはじめる始末。なにが「みんなで」だよ。気持ち悪い。あたかも「みんな」で処理するのが当然のような表題に虫ずが走る。環境省はこの程度の仕事しかできない無能の集まりなのか? もっとも首相からして
野田首相が外国プレスとの会見で福島原発事故は「誰の責任というよりも、誰もがその痛みは、責任は共有しなければいけない」と語り、炉心溶融を起こした刑事責任追及を退けました。
Blog vs. Media 時評 | 福島原発事故責任の曖昧化は再発を許す道
こんなことを言っているのだから政府全体の方針なのだろう。リンク先の文章は奇しくも「みんな」という文言が後に続いている。
みんなで責任を感じようと曖昧化して、東電も政府も誰1人として責任をとらない収拾策は事故再発を許す道です。
「みんなの力でがれき処理」キャンペーンとは、まさにこのような政府の態度を具現化させたものといえる。日本人として福島の同胞のために協力するのは当然のことだ。しかし、このキャンペーンが行き着く先は原発事故の再発でしかない。誰も事故の責任をとらないまま、本来責任者が負うべき負担を国民に押しつける安易な方法だからだ。
みんなの力でがれき処理 = みんなの力で原発再爆発
我々は大きな過ちを一度犯した。二度目の過ちは過ちではすまずに致命傷となるだろう。だから、今度は絶対に過ってはならない。
動画は東京電力のテレビCM集。震災から一年がたって様々なことが明らかになった。こんなCMは全部イメージだけの嘘っぱちだった、というのもそのひとつだろう。
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